2013年1月12日土曜日

torchbearer

アイフォン・アプリ Vision-English より
ハワイのビーチ沿いのホテルは、どこも torch 松明(たいまつ)を灯しています。夕方になると何処のホテルでも、torchbearer がほら貝を吹いた後、torch を持って裸足で駆けまわりながら松明に火をつけてゆくのが恒例となっています。
写真のおじさんは、わたしも40年程前から見知っていますが、ご本人によるともう50年程、毎夕欠かさず続けているとのことです。
torch と言えば、日本ではやはりオリンピックの聖火リレーを思い出すのではないでしょうか?聖火リレーで走者が持っている聖火は、英語では Olympic torch です。決して神聖なという形容詞は付きません。オリンピック競技場の聖火も、Olympic flame で、やはり神聖なという形容詞は付きません。英語以外のヨーロッパの国でも同様ですから、どうも聖火と呼ぶのは日本だけのようですね。

ハワイではオリンピックの聖火リレーは見れませんが、私が見たのはフランスのベルサイユでした。冬の寒い日に torchbearer がベルサイユ宮殿のそばを走り抜けて行きました。グルノーブルの冬季オリンピックのときのことです。そのときの記録映画の主題歌になったフランシス・レイの白い恋人たちという美しいメロディーを聞くたびに、その寒い日のことを思い出します。

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